WEB講座2.孤独浄化

孤独の検証

「嫌悪の領域」と、もう一つ苦しい領域が、この「孤独の領域」だ。

「孤独」の領域に入ると、たえず寂しさや不安感が付きまとう。特に恋愛対象に対して必要以上に囚われてしまいやすくなるので、そこがネックになって失敗し易い。
恋愛以外においても、人と騒いだ後たえられないほど寂しくなったり、孤立し易かったり、自信が持てないとか、感情が不安定だとか、嫌悪とは逆で、自分の内側に意識が向く様な形で、様々なケースはあるのだが、今回このWEB版では、特にこの恋愛問題に焦点を絞る。

例えば誰と付き合っても、相手に捨てられるんじゃないだろうかと不安になる。本当にあの人は私の事を愛してくれているのかと、相手を試す様な事をしてしまう。真夜中に呼び出したり、時にはワザと他の異性と仲の良い所を見せて嫉妬させたくなる。

また相手が浮気すると許せない。束縛したくなる。また過去の人に囚われ何年経っても忘れられない。むしろ時間が経つほど美化されてしまい苦しくなる、なんて事もあるだろう。

わずかな時間でも寂しさを感じるのが怖くて、たえずそばに恋愛対象がいないと落ち着かない。その結果、恋人がいるにもかかわらず、他にも恋愛対象が出来て、トラブルを招く人もいる。
でもそんな気持ちで出会う相手も、また気の多い人や、浮気性の人ばかりで、結局、似た様な出会いや別れを繰り返し、いつまで経っても満足できる相手に出会えない。何度も何度も傷ついて、でもやっぱり恋愛無しでは生きていけない。

「孤独の領域」に入ると、この様な恋愛面で不安定な状態に陥る事が多い。男性の場合は、さらに性的な情報に必要以上に囚われてしまう状態も含まれる。「性欲」は人間の社会では、別に悪い事でも何でもない。むしろ「性欲」がなければ人類は滅んでしまう。それはそれで困る。
ただ、人間より高い次元に行くと「性別」そのものが無くなっていくので「性欲」は必要無くなる。いや、無くなると言うよりは、高い次元においての必要なエネルギーに置き換えられると言ってもいいかもしれない。

例えば色んな宗教の修行者も、我々凡人から見れば、なんでそんなワザワザ苦しい「禁欲」をするのかと、不思議に思える部分もあるだろう。しかし、本来の修行は「食欲」「睡眠欲」「性欲」も我慢するのでなく、意識が高い次元に移ると自然と「必要が無くなる」あるいは別のエネルギーに「変換される」ものであり、本人達にとってはむしろ心地の良い状態なのだ。
逆に我々は欲を満たす事によってしか楽にならないと錯覚して、意識がそこにとどまってしまう為に、その状態を繰り返して苦しくなってしまうだけなのだ。

上記の恋愛等に苦しむ状態にしても、言い方を変えると寂しさの原因「私は愛されてないのでは?」と言った不安感が「恋愛」によって解消されるものと錯覚して、そこに囚われてしまう為に苦しみが続いてしまう。

そもそも何故その「さみしさ」が心にあるのか、その本当の原因が自覚出来ない限り、延々と「寂しさ」は無くならないのだ。

この「孤独の浄化」の章では、その「寂しさ」の原因と向き合って浄化していく事が目的となる。
まずは、またしても下記のスクリプトに挑戦してみて欲しい。


孤独要素の検証1

あなたの好みのタイプの異性の特徴を書き出してみる。(例:優しい人、カッコイイ人等)

次にもう一つ、今までの恋愛で、よく縁づいてしまう異性の嫌な特徴を書き出してみる(例:口うるさい人、だらしない人等)

書けたら、下の「検証2に進む」をクリック!

≫検証2に進む

≫検証3に進む


孤独の領域の特徴

恋愛においての不安感

例えば、すごく浮気性な彼がいたら。多くの人は、その彼の事が許せなくなるだろう。
しかしそこで何故浮気したくなるのかをちょっと考えてみて欲しい。「私に魅力がないから?」と考えるのは早い。

浮気する彼が自分の恋人だけで満足できない理由の一つは、その満たされない感が、他の女性であれば満たされるかもしれないと錯覚していると言う事だ。
しかし浮気性の彼の不足感は、誰と付き合っても満たされる事はない。どれだけ沢山の女性と付き合っても満足する事はないだろう。

何故か。そもそもその不足感がどこから来ているのか考える必要がある。その原因として出て来やすいものの一つに、嫌悪と同様、幼少期の親との関係性の問題がある。
つまり彼の「不足感」は、例えば幼少期の彼の母親に対する「不足感」かもしれない。どんな女性によっても満たされず、幼少期の彼の母親によってしか満たされないものかもしれないのだ。

さっきの「孤独の検証」スクリプトで気付いた人もいるだろう。多くの人は恋愛対象に対して、特に異性親を当てはめやすい。男性は母親、女性は父親の代わりを恋人に求めやすい。どんな親であれ、自分をここまで育ててくれた存在であれば、潜在意識では安心感を感じている部分がある。その安心感を恋人に求めてしまうのは自然な事だ。ただ同時に親の嫌な部分まで相手に無意識に求めてしまう事もある。
父親が酒乱で嫌だったから、お酒の飲めない真面目なイイ人と結婚した。でもそんな真面目なはずの彼もお酒を覚えてしまうと実は酒乱だったなんて事もある。気が付くと親ととてもよく似ていた相手だったなんて事がよくあるのだ。

そして、そんな親もまた沢山の満たされない感を抱えて大人になった人であり、時には自分の幼少期に満たされなかったものを、自分の子供には満たせてあげたいと考える。意地悪な言い方をすれば、無意識に自分の子供を利用して、自分自身の幼少期を癒そうとしている様な事もあると言えるのだ。これは子供に限らずペットを可愛がる心理なんかも、過去の自分をそこに投影してしまいやすかったりする。
別にそれは悪い事でも何でもなく、ただ過剰になった時に色々と支障が出やすいと言う話だ。

かと言って完璧な子育てが出来る親など、そういるものではない。そんな子育てのできる人なら、そもそも別に子供が欲しいとかあまり考えない。人間に転生してくること自体無いかもしれない。

心応理学講座

中には子供に投影するまでの余裕さえなく自分の事で精一杯で子供の事を放ってしまう親も沢山いる。

例えば、共働きで常に母親が忙しくしていたら、そんな母親の大変そうな姿を見ている子供は、母親に対して遠慮してしまい甘えたくても素直に甘えられない。それが親から見れば「しっかりした良く出来た子」としてしか映らないかもしれない。

「本当は甘えたいのに甘えられない」そんな想いを幼少期に沢山味わった子供は、その想いが潜在意識の深い部分に刻まれたまま大人になっていく。

そのうち、そんな小さい頃の事はすっかり忘れてしまうのだが、潜在意識にはしっかり刻まれたままである。
やがて大人になった時、何かよく分からないが漠然とした寂しさと一緒に「甘えたい」と言う感情が強くなったりする。その寂しさはきっと恋人がいれば甘えられるし解消されるに違いないと考え恋人を作る。

しかし寂しさはどーも解消されない。たえず恋人と一緒にいないと不安で仕方がない。じゃあ、恋人とずっと一緒に暮らすようになれば解消されるだろうと考え結婚する。
しかしやっぱりその漠然とした違和感や寂しさは消える事が無い。そんな時、他に魅力的な人と出会うとまた惹かれ、もしかしたらこの人となら自分の寂しさは消えるかもしれないと浮気するようになる。きっと結婚相手は運命の人ではなかったのだと、離婚そして再婚。
しかし再婚相手もまたいくら一緒にいても寂しさが消えない。また浮気するようになる。そんな事を繰り返す。

幼少期に甘えられなかった寂しい気持ちが、恋人によって解消されると錯覚したままでいる為に、そんな事を繰り返してしまう。
その「寂しさ」は、その「甘えたい」と言う気持ちは、幼少期の自分の親によってしか満たされる事はないのだ。

全ての恋愛のトラブルの原因が幼少期にあるとは限らないが、多くが幼少期、あるいは前世においての幼少期に原因が見つかりやすいので、まずその可能性を考えるのがスタート地点とも言える。

苦しい恋愛ほど本物だと錯覚する

孤独の領域は常に不安感、不足感を伴う苦しい領域だ。嫌悪の領域と同じで、似た要素を持った魂は惹き合うので、孤独の領域に偏ると、やはり同じ様に潜在的孤独感を持った人、不安感、不足感を抱えている人に惹かれやすくなる。

一見、同じ寂しさを持っているだけに理解し合えて、癒されそうなものだが、同じ部分が欠けている者同士で、その欠けた部分を埋め合わせる事はとても難しく、結局苦しい恋愛になりやすい。
そして困った事に、うまくいかない苦しい恋愛ほど余計に惹かれあってしまいやすい。本物の愛だからこそ苦しいのだと考えてしまいやすいのだ。

その苦しさに恋愛の醍醐味を感じる人なら引き止めはしない。大いに苦しんで欲しい。ただ苦しい恋愛は、その苦しさが潜在意識に残りやすく、輪廻を繰り返す上でも延々と似た苦しい恋愛を繰り返してしまう事が多いのだ。

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スピリチュアル的な言い方をすれば、一緒に苦しみを共にして学んでいる二人なんだよと言う言い方も出来る。

それはある意味確かだ。先ほどの浮気性の彼の話にしても、そんな彼を好きになってしまうと言う時点で、彼女自身も何らかの彼に似た要素を持っていると言える。
それは表面上は共通点が無いかもしれない。彼女は浮気はしないかもしれない。でも彼と同じ漠然とした不足感は深い部分に持ってるかもしれない。もしかすると彼の子供の頃の話を聞くと、彼女の子供の頃と似た部分が沢山見つかってくるかもしれない。だからこそ惹かれあっているのかもしれない。
だからこそ一緒にいて互いに苦しんで学んでいるのかもしれない。

ただ、そんなカップルの前世をヒプノで見ていくと、似た様な苦しい出会いと別れを、何度も何度も何度も何度も繰り返してるケースが多いのだ。
いつになったら学び終えるのか。いつになったら幸せな二人になれるのか。必要なのは自分達が囚われているものに気付く事、それが相手ではなく自分の過去にある事に気付く事が重要になってくる。

人それぞれ寂しさつらさの形は様々だ。誰一人として全く同じ寂しさつらさを持っている人はいない。相手を知るほど、その寂しさの形が違う事に余計寂しさが増すような事もあるだろう。
理解してくれる人を懸命に捜す前に、そもそもなぜ自分は寂しいのか、不安なのか、そこから探っていく必要がある。

孤独の浄化

ここから潜在意識の孤独要素と向き合っていく話になる。嫌悪と同様に人によっては浄化作用が起こる可能性がある。
孤独の浄化は主に人間関係の中で感情が揺さぶられる形で起こってくる。

例えば上記の様な恋愛でトラブルを抱えているケース、どーも彼、彼女が浮気してるっぽいなんて状況の場合、この孤独の回を受け終わった直後に、その彼の浮気現場を目撃してしまったと言うお客さんも何人かいた。

これは普段からモヤモヤしたものを抱えている人ほどそこに集中が起きる為、それに対して決着をつけなければならない、向き合わなければならない様な状況に現象が動きやすくなる。
そこで相手とあらためてしっかり話し合う、あるいは断ち切るといった行動が出来ると、状況にイイ意味での変化が起こる。逆に何でもなかった様にその状況をスルーすると、また以前の状況に戻ると思ってイイだろう。
苦しくても今のままがイイと言う人は、この先、読まない方がイイかも知れない。特に恋愛、人間関係で困ってない人は、別に何も起こらない。今後の参考程度に読まれればイイだろう。