2019年6月8日のアーカイブ

タグ: 歳徳神さんのその後(管理人妄想劇場)

※初めての方はトリップする前に「れんねメモとは」をご覧ください。

れんねメモがしばらくご無沙汰になってました。記事以外でもあんまり更新できてませんでしたね。
ここしばらく色々ありすぎて、なかなか時間が作れず気が付いたら数か月経っていたと言う感じで。

今回は久々にちょっと妖しひ記事を書こうと思います。
最近ここれんねを見つけたと言う方はご注意ください。ついていけないと感じた瞬間がブラウザーの閉じ時です。
いつもの管理人の妄想話だなとワクワクしている人は手遅れです。とりあえず眠れなくなっても困るので、おひさまが傾く前に読みましょう。

恵方社が吹っ飛んだ!

  • 歳徳神さん
    歳徳神さん

写真は神泉苑の恵方社。歳徳神さんを祭ってる社です。
妙に新しくて綺麗だと思いませんか。

そうです。つい最近建て直されたのです。
今ならまだグーグルのストリートビュで見ると、前の古い社の姿が見れるので全然違う事が分かります。
昨年までは結構年季の入った本当に古い感じの社でした。
今回この神泉苑の恵方社の再建にまつわる話です。

もうこの恵方社の歳徳神さん、私にとっては個性的過ぎて目が離せないのです。
まずは、どんな神様なのかは以前の記事を参考にして下さい。

「神泉苑」

実は昨年台風で、この歳徳神さんの恵方社が見事に丸ごと吹き飛ばされたのです。
文字通り丸ごとです。

恵方社は毎年向きを変える社なのです。
去年は北西向き、今年は東向きと言った具合に大晦日に社を持ち上げて回転させるそうです。
なので石台の上に置かれているだけの社だったのでしょう。

昨年のある日、友人から神泉苑が大変な事になってると写真を送られてきてビックリしました。
歳徳神さんを祭っている恵方社の石の台の上が綺麗さっぱり何も無くなっていたのです。
もう去年のメールで写真は残ってないのでここには載せれないのですが、「2018年、神泉苑、台風」で検索したら近い写真が色々出てきます。

確信犯!?

恵方社が全壊してしまったのは大変な事です。

でも、何でしょう‥。
そのもらった写真を見てると何故か妙に「スッキリしたぁ…」と言う感じが伝わってきて、あれ?っと思いました。
気のせいかとも思ったのですが、いやいやいや、まさかこれ歳徳神さん自ら社を新しくしてもらうために台風を利用して古い社を吹き飛ばしたんじゃなかと言う気がしてきたのです。
無残な姿の写真なのに妙に清々しさが伝わってくるのです。

まぁ以前の社は本当に古かったし、その社だけを見ると長老の様な神さんが居そうな雰囲気でした。
何か中の歳徳神さんの若い元気なイメージと合わないなと秘かに思っていました。

なので、まさかとは思うけど歳徳神さん、もしかして確信犯?とすぐに思いました(笑)
いやこれ多分笑って大丈夫な所です。
確信犯かもと気付いた途端「これで社が新しくなる!」って言うワクワク感まで伝わってきましたから‥!

そして昨年末に今のような新しい社に再建されたようです。

以前、二条に住んでた頃は毎週立ち寄ってたのですが、今の丹波口に引っ越してからご無沙汰してました。
ちょうど先日5月の連休中についでがあったので久々に立ち寄る事にしました。

その日はお祭りがあったようで、沢山の人が来ていました。
上の写真はその時の写真なのです。
池で演奏している船が浮かんでいて、みんなそっちを見ていたのですが、なんとなく私は歳徳神さんの恵方社の方がやたら気になってしまい写真を撮りました。

以前の記事でも書きましたが、お祭りになると歳徳神さんが一緒にはしゃぐのですが、その日はちょっといつものはしゃぎ方と違いました。
「こっちも見て見て!社が新しくなったよ!綺麗でしょ!イイでしょ!」って感じで私の中では、社の横でポーズ取ってる歳徳神さんのイメージが出てきて、思わず吹き出しそうになりました。
いや、いつもの事ですが、この文章を書きながら私は本当に大丈夫だろうか?変なのに憑かれてないだろうか?と神泉苑に行くたびに自問自答させられます。本当に。
なんかもう漫画で描いてみたいけど絵にしたら神様を冒涜してるとか言われそうなイメージなので描けません。
神さんがこんなふざけたことするはずないと頭の中で何度も否定するのですが、こびり付く様に面白いイメージが出てくるので、歳徳神さんだけはいつも表現するのに困ります。

以前も書いてたと思いますが、本社の善女竜王さんや横の弁財天さんは普通ににこやかな女神さんらしい感じで、奥の八剱大明神さんは無口でクールな男性の神さんのイメージです。
そして歳徳神さんだけが妙に陽気でいつも走り回ってるようなイメージなのです。
wikiでは落ち着いた感じの女性の絵が載っているんですけどね。

ちなみに以前の記事では同一神の可能性を指摘されている頗梨采女(はりさいじょ)の絵の方が近いと書きましたが、今見ると全然近くないですね。
これもしかして挿絵が変わったんだろうか。
こう言う絵が描かれていたと言う事は。昔の人はそう感じていた人がいたと言う事だと思うのですが、時代によって姿が変わるのか、見る人によって違うのか。
ちょっと気なって上の人にカードで聞いてみました。
するとそもそもそう言った姿の概念に囚われていない的な答えが出ました。
ああ、ごもっとも。そもそも本当の姿と言う概念自体が、我々人間が作り出したつまらない囚われの範囲に過ぎないと言う事か。
私の中で感じる歳徳神さんも、単にハイヤーセルフが私に分かりやすいように脚色してくれているだけかもしれない。私のハイヤーセルフも結構おふざけの好きな方なので、その可能性は充分有り得ます。

二条城近くに来られる事があったら、ぜひ神泉苑に寄って歳徳神さんの恵方社もジックリ見てみて下さい。
もしかすると「前世見るならここれんね」って何処からともなく聞こえてくるかもしれません。
……。
すみません。聞こえるわけがありません。聞こえたら怖いです。
聞こえたら単にあなたの背後で私がささやいてるだけです。
……。
いやそれはもっと怖いですね。

いつものようにさりげなくここれんねの宣伝に繋げるつもりが、うっかりただのホラーになってしまいました‥。