Tags: 不死の宇宙人

※初めての方はトリップする前に「れんねメモとは」をご覧ください。

「輪廻の海」はいよいよ地球以前の宇宙編に入る。
今の私は5つの魂が合体して成り立っているらしいのだが、それら全員の前世を遡ると色々ややこしくなるので、一番高次の魂を基準に遡っていく。

3万年ほど前この地球にやってくるまでは、いわゆる宇宙人として存在していた。
これは多くの人が人類誕生以前まで前世を遡っていくと、宇宙人の前世が出てくるので特別めずらしい事ではない。

宇宙人も色んなタイプがいて、私も様々な宇宙人に転生していたようだ。平和な宇宙人の世界もあれば、宇宙戦争を続けている宇宙人の前世もある。

今回書くのは、私が地球で転生を始める直前の前世の宇宙人の話だ。
この前世では戦争や争いが全く存在せず、永遠の命を維持できるかなり高度な宇宙人の世界だったようだ。
実はこの宇宙人の私の肉体はまだ生きていて、7000から8000歳の時点で仮死状態に入って現在も宇宙の某所に保存されているらしい。
この宇宙人の肉体は基本的には特定の手順を踏めば永久に維持できるらしく寿命が存在しないようなのだ。

ちなみにこれは宇宙人全てがそうというわけではない。
この宇宙人として誕生する以前の別の宇宙人の寿命は、今のところ確認できている範囲では、だいたい500年から1000年ぐらいが多い。
なのでこの最後(地球転生直前)の宇宙人の前世も、最初は1000年ぐらいだろうと思い込んでいた。

しかしそれは私が「1、2、3、沢山」という感じで勝手に「沢山」を千年程度と解釈していただけで、上に確認してみると最後の宇宙人の前世だけは特殊なようで、不死の種族のようなのだ。
ここでは、それ以前の宇宙人の前世と区別するために、この最後の宇宙人の前世を「不死の宇宙人」と呼ぶことにする。

他の宇宙人の前世もそうなのだが、どれも地球の概念に当てはめて理解しようとすると訳の分からなくなる記憶がとにかく多い。
なので今回も上の方(大天使サンダルフォンほか)に色々教えてもらいながら書いていくが、細かい部分は解釈違いも多々あるだろう。
そこは間違いを発見次第こっそり度々修正すると思うのでご了承願いたい。

ここまで読んで、何かとんでもないサイトを見ているのでは?と不安になったあなたは‥速やかにブラウザーを閉じて脱出されることをお勧めする。
背後から「前世見るならここれんね」なんて声が聞こえても、決して振り返ってはならない。黄泉の国へと引き込まれてしまう。
逆に「ああ、いつもの妄想劇場か」と思ったあなたは、もう手遅れなので諦めて読み進めよう。

  • 時代(西暦):紀元前7~3万年前後、7000歳代で最後の仮死状態に入る
  • 主に住んでいた場所:生まれはアンドロメダ銀河の某惑星。それ以降は宇宙船内?
  • 主な職業:惑星探査

※以下は、れんね瞑想と短縮瞑想で出てきた記憶をまとめている

地味な宇宙人?

この不死の宇宙人の前世を最初に見たのは、「れんね瞑想(前世のグループワーク)」の時だった。
お客さんと一緒に前世を体験しようとしたものの、日本の前世をすでに見尽くしつつあってテーマがなかなか決まらなかった。
なので潜在意識に任せようと思い「まだ見ていない面白い前世」と設定して前世を見に行ってみた。
もう大概見たので期待していなかったのだが、いきなり出てきたイメージが金属製の地面だったので「??」となった。
前世で金属製の床ってどういうことなんだ??

最初は結構近い前世?と思ったのだが、やたらその床がピカピカで綺麗すぎるような違和感があった。
とりあえず足元から自分の姿を確認していくと、銀色のブーツ、銀色のズボン‥全身銀色のツナギみたいなのを着ている!
なんじゃこりゃ!?なんか昔の映画に出てくる宇宙服のようなカッコだ。
さらに顔を見ると、顔は普通の白人っぽい20代ぐらいの男性だ。金髪?ちょっとウェーブがかかっている。

周りを見ると、どーも金属製の廊下のような所にいるっぽい。左に窓があって、窓の外を見ると宇宙空間になっていて、向こうに地球のような惑星が見えている。
ええ??ってことは宇宙船に乗っているのか?これって前世?来世では?とも思ったのだが、窓から見える地球を見ると何か今の地球ではなく原始の地球って感じがした。

ということは太古の宇宙人か何かか?でも、姿は人間とほぼ同じ感じで、ただ宇宙人にしては着ている服がなんともダサい。銀色全身タイツって感じで、一人噴出しそうになっていた。
大丈夫。みんな目を瞑っているので、私がニヤけているのはバレていないはず‥。よく分からないが宇宙人の前世なら面白そう!と思い体験を進めた。

  • 宇宙船の中か?
    宇宙船の中か?

しかしこの宇宙人の前世が思った以上にボリュームがあった。繰り返し見てもいくらでも新しい記憶が出てくる。
なにせ後から分かったのだが、地球人とは全く違い年齢も7000歳を超えていた。そりゃ長くなって仕方がない。
昔の個人サイトや執筆本でもこの不死の宇宙人の前世については少し書いたが、当時の時点ではまだ一部しか見れておらず、ここまで長いと思っていなかった。
その後も時々繰り返しこの前世を見に行って、今も全体の流れを少しづつ把握していっている状態だ。
とりあえず今回は現時点で分かっている範囲で、この不死の宇宙人の世界を幼少から順にあらためてまとめていくことにする。

幼少時代

この宇宙人として最初に生まれたのは7万年以上昔、幼少を過ごしたのはアンドロメダ銀河の某惑星だった。
地球で転生を始めたのが3万年ほど前なので、地球に来る前の仮死状態に入る時点で私は4万歳だったのか?と最初思ったのだが違うようだ。この宇宙人の肉体そのものは現在7000歳から8000歳ぐらいらしい。
つまり地球で転生している期間の他にも3万3000年ほど宇宙人の肉体を留守にしている期間があったということだ。

  • 宇宙人学校
    宇宙人学校

幼少期として出てきた記憶は、10歳前後の男の子の姿で学校のような所で勉強している場面。周りも同じような学生が沢山いた。
同じようなというより、これ外見がほぼみんな同じでクローンみたいだ。でも心がダイレクトに伝わるので、一人一人誰なのか区別は出来る。
そして心が通じ合ってるので、仲間割れや争いなどは一切起こり得ない。
大人も子供も関係なく全ての存在と意思疎通が出来て、それが普通なので地球で起こりがちな不安のような感情が原因で争いが起こるようなことは全くなかった。
常に誰もが未来に向けてワクワクしている、そんな幸せに満ちた世界だ。

また記憶の中に両親が全く出てこない。自分の親という存在はいて、思い浮かべるといつでも両親のイメージは出てくるのだが、現実で接触することは全く無かったようだ。
生まれた時まで遡っても両親は出てこなかった。試験管のような機械のようなイメージしか出てこない。多分人工授精的な感じで生まれたのだと思う。

だからと言って寂しいという感情も出てこない。親というのは単に自分を生じさせるために存在した立場の人達というだけの印象で、特別な感情が何も出てこない。
この世界に存在するすべての人がそういう環境で育ったという感じだ。

執筆本でも書いたが、地球では親がいない状態が愛情の薄い環境のように解釈されるが、不死の宇宙人の世界では全ての人に親がいないことで、家族と他人という区別が生じず敵味方という概念が生まれない。
その結果戦争や争いさえ生じない完璧な世界として成り立っている。もちろん心が誰とでも通じ合えるという面や、クローンのように他人と差異がないというのも争いが生まれない大きな要因なのだろう。

とにかくこの辺りの記憶は、地球では感じたことの無いような素晴らしく心地よい空気感だ。全ての生命、いや宇宙の全てと繋がっているような絶対的な安心感がある。

パートナーとの再会

見た目は20歳前後の大人。どこか草原のような場所に行く。不思議なのは夜空が見えるのに辺りは昼間のように明るい。草木が光っているようにも見える。
この時に気付いたのだが、草木に害虫のような虫が一切存在しない。無菌のような人間以外の生命が全く存在しない世界っぽい。だから病気やケガなども存在しないのだろう。

その草原の向こうに女性が立っている。知っている人で久々に再会したという感じがある。
どこか自分とそっくりな感じの人で、いわゆるツインソウルという感じがする。
この宇宙人になる前の前世で何度も会っている女性だと分かる。

そう言えば彼女と再会するまで周りの仲間は男性しかいなかった気がする。
おそらく男性と女性は本質的に性質が異なり、それに合わせて別々で育てられて、大人になったら自分のパートナーと出会って共同作業するようになるようだ。
パートナーは生まれる前から決まっているようで、外見は多少男女の違いはあるっぽいが、性質的には共に非常に中性って感じだ。
ちなみに地球人のような恋愛感情や性欲的なものは何もなさげだ。

  • ツインソウル
    ツインソウル

よく分からないのは、この時以降ずっと二人一緒に行動している感じはあるのだが、イメージとしては私一人の姿でしか出てこない場面が多い。
これについて上に確認すると、どーも意識は二人存在するのだが、肉体は2人にもなれるし、合体して一人にもなれるらしいのだ。
ちょっと今の自分の頭では理解できず、さらに上に色々聞いてみたのだがやっぱりよく分からない。
イメージ的には必要に応じて、一緒になりたい時にスッと肉体を重ね合わせて、一人になって活動できるようなのだ。
とにかく何らかの宇宙マジックが存在するものとして納得しておこう。

ちなみにこのパートナーの女性、現在はアチラの次元にいて私の守護神として存在している。
いざという時に私が戻れなくなってしまわないように上から誘導してくれているワケだが、私はもう既に2回分裂して4回合体している。
分裂した自分達が今どうなっているのかも分からないし、こうして自覚できているのは私だけのようだし、ちゃんと上に戻れるのかもちょっと怪しい。
でも高次の私は後に語る氷の惑星のように、地球が滅ぶかあるいは進化して戦争が無くなるか、そのぐらいまでは輪廻なり何らかの形で見届けたいと考えているようだ。

こういったいわゆるツインソウルは、基本的には(※分裂で始まった魂であれば)誰にでも存在するのだが、必ずしも一緒にこの世で生きているとは限らない。
分裂時の魂の性別は男女のペアになるから、理想の恋人のようにイメージされがちだが、実際は親子であったり、同性であったり、片方がアチラの次元に居たりなど様々だ。

私も1回目で分裂した相手はさらに分裂しているらしいし、2回目で分裂した相手は現在男性らしい。
大元が男性の魂だし男性の方が活動しやすいのだろう。違う方面で色々活動できるように分裂したようだ。
元々が恋愛感情も存在しない世界の住人だったので、恋人がツインソウルだなんて言える人が私はちょっとうらやましい。

お祝い

  • お祝い
    お祝い

先程のパートナーの女性と何かお祝いしている場面だ。
テーブルのようなものを挟んで座っている。テーブルには食べ物のようなものがある気がする。何を食べているんだ?よくわからない。
いや、それほど意識が食べ物に向いてない。これは何か儀式と言うか、形だけで食べていないのかもしれない。

上に確認すると、この時の食べ物のようなイメージは、自分達が食べるためではなく、どうやら神様に供養する意味で用意していたようだ。
この世界では食事も睡眠も必要ないらしい。何らかの宇宙マジックで三大欲求を克服しているようだ。
そしてこれから自分達が宇宙へと出発する事に対して、神様への感謝とお祝いをしているという場面らしい。

その部屋は、一瞬なにかヨーロッパ風のアンティークな雰囲気があるような気もしたがよくわからない。
単なる自分の雑念かと思い掻き消そうとするが、でもやっぱり何かアンティークっぽい部屋で、アーチっぽい窓もある気がしてきた。
そんな地球の文明自体まだ生まれてないムチャクチャ大昔って感じなのにアンティークてのも変だ。
でも何か演出として、そう言う立体映像みたいな技術で雰囲気を出しているような感じもある。

この辺りも上に確認すると、私達がそういう様式をイメージするのが得意で、自分達でそのイメージを立体的な映像に組立てて楽しんでいたっぽい。
そしてそのイメージが後に地球の天界にも持ち込まれてギリシャ神殿のような意匠の成り立ちにも繋がったようだ。

よく霊視とかする人が日本の和風の神さんがどうのこうのと喋る時、なぜか私には洋風の神さんのイメージが先に出てくる。
それは日本の神さんも日本誕生以前の昔は、ギリシャ神話風の衣装で宇宙にいたりしていたので、私から見るとその昔の姿の方が歴史が長いので、先にその洋風のイメージが出て来やすいようだ。

旅立ち

  • 旅立ち
    旅立ち

やがて私達は巨大な葉巻型の宇宙船に乗り込んで故郷を出発した。
この時以降はずっと宇宙船の中で生活していたっぽい。

宇宙船には大勢乗っていたと思うが、私が日頃直接関わっていたのは10人ぐらいだったと思う。
実際にはそれぞれが合体していた状態だったかもしれないので、それぞれが分裂したら20人ぐらいになるのかもしれない。

最初の頃は研修みたいな感じだったのか、無人の生命の存在しない惑星の調査が多かったようだ。
葉巻型宇宙船が特定の星域に到着すると、それぞれが小型宇宙船に乗り込んで各惑星を調査し、データを収集していくような感じだ。

小型宇宙船はいわゆるアダムスキー型の円盤だ。
ちなみに今世の私は小学生の頃、一度アダムスキー型円盤をハッキリ見たことがある。
友達と一緒にオモチャ屋に行って、店のおじさんと3人で喋っていた時、空を飛んでる円盤を見つけて3人でポカーンと見ていた。
発光もせず丸窓まで見えた。人影までは見えなかったが、何だかワザと姿を見せているんじゃないかと思えるほどゆっくり移動し雲の中に消えていった。
三人とも一度は顔を見合わせて「今のなんやったんやろ?」と首を傾げたものの、店のオジサンは黙って店の中に戻り、友達も黙って帰ってしまった。
私一人だけが、あれはUFOだ!UFO見たぞ!宇宙人はやっぱりいるんだ!と興奮していた。

しかし翌日以降一緒に見た友達は「わからん」の一点張り。オモチャ屋のオジサンもその話題に触れることはなく、私も見てはいけないものを見たのだろうかという気になってきて人に話さなくなった。
ただ、当時の幼い私は「きっと宇宙人が自分たちの実在を教えてくれるために現れたに違いない」と考え、自分だけの大切な記憶の宝物になっていた。

多分現在でもアダムスキー型の円盤は活動しているはず。数万年前からあったわけだし、宇宙人もそんな形にこだわりがあるとは思えないので。
でも今の時代だと、あのいかにもUFOです的な形は古臭く見えて、形だけなら地球人にも作れそうなので、最近は出番が少ないのかもしれない。
発光してジグザグ飛ぶ方が宇宙人だと信じてもらえやすいだろう。
出来れば宇宙服もそろそろモデルチェンジしてくれているとイイのだが‥。

  • 色んな惑星の探査
    色んな惑星の探査

多くの宇宙探査の中、特に面白い記憶として出てくるのは、栗みたいにトゲトゲの有る惑星とか、恒星でもないのに地上が光を放っている惑星なんかがあった。
あとよく分からないのだが、光が流れ続ける光の滝や巨大な光の柱が沢山なる場所など、イメージの記憶は色々出てくるのだが、それが何なのかは今の私には理解できない。

ここでちょっと気になったのは、最初に書いたように常に全身銀色の宇宙服を着ているのだが、首から上は普通に顔を出しているイメージしか出てこないこと。
つまり宇宙飛行士が被るような頭を覆うヘルメット的なもののイメージが全く出てこないのだ。
上に確認すると、ヘルメット無しでも呼吸できるような、何らかの特殊な技術を持っていたようだ。どんな技術なのか気になるが、ここはもう深く考えるのを止めよう。
考えても絶対今の私には理解できない。疲れるだけだ。様々な宇宙マジックがあるということにしておく。

そんなある時、私はある事故に巻き込まれてしまった。

墓場惑星

誰でも小さい頃よくケガをした時に、母親に「痛いの痛いの飛んでイケー」なんて言われた覚えがあるだろう。この「痛いの」はどこへ向かって飛んでいくのかと考えたりしなかっただろうか?
「痛いの」が他の誰かに当たったら、その人は痛くなるんじゃないのかとよく心配したものだ。

実は宇宙の彼方に、このような「痛いの」を含めた要らない思念やマイナスエネルギーを回収し続ける惑星が存在した。いわばマイナス思念の墓場的惑星。ここでは墓場惑星と呼ぶことにする。
見た感じは太陽の光も届かないような所にあり、真っ黒のブラックホールのように見える小惑星って感じだ。その惑星を調査しに行った時の話だ。

円盤に3人で乗って墓場惑星に降りる事にした。3人と言ってもそれぞれ合体済みの宇宙人なので分裂すれば6人って事になる。とりあえず男女合体状態の宇宙人は中性人と表現する事にしよう。
3人の中性人が乗った円盤は、墓場惑星に着陸しようと近付いた途端故障して墜落してしまった。なにかエネルギーを惑星に吸われてしまったように不時着したのだ。

普通ならすぐに墜落の原因を探って修理をするか助けを呼ぶかするのだが、この時なぜか誰も動こうとしなかった。
というか3人ともそのまま座り込んで動こうとしない。何時間もそのままジーッとしていたのだ。

  • やる気を吸い取られる宇宙人
    やる気を吸い取られる宇宙人

実はこれ、墓場惑星に我々のやる気を奪われていたのだ。これまで大量に宇宙のマイナス思考を回収していた惑星のために、近付いただけでその巨大なマイナス思考に影響されて、やる気が出なくなっていたという事らしい。
あくまでイメージしか出てこないので実際の状況は分からないのだが、3人とも「もう調査とかど~でもいいやぁ」「やってらんね~」って感じで動こうとしない感じなのだ。

しばらくして他の宇宙人が、この異常事態に気が付いて救出に来てくれたようなのだが、とにかく墜落した三人の反応が悪すぎて手間がかかったようだ。
私はこの前世の場面を見ながら身もだえした。高次の存在であるはずの宇宙人のこんなだらけた姿は見たくなかった!「別に助けなくていいから~」「このままどこまでも堕ちていきた~い」って感じで、闇落ちしていく3人。
結局、助けに来た宇宙人達も近付き過ぎるとヤバいと感じたのだろう。遠くから強制的に3人を引き上げて救出した。具体的にはよく分からないが、多分SFでよくあるビームで体を転送させたとか、なんかそんな感じだったと思う。
こうして私達3人は「墓場惑星は近付いては危険」と身を持って証明し調査を終えた。

氷の惑星

やがて私は、生命体の存在する惑星の調査にも参加するようになった。これは地球と同様の隔離状態の惑星のお話。
地球は星間航行の技術がまだ持てない未熟な状態の惑星と言える。そんな地球と同様に星間航行の技術のない惑星は他にもある。
これは星間航行技術が持てないというよりは、その技術が生まれないように封じられているとも言える。
おそらくは他人との意思疎通がテレパシーで出来るように進化した段階で、自然と星間移動技術も得られるようになるのだろう。

この惑星も地球と似たような状況の星だった。テレパシーが使えず、相手の気持が理解できないために恐怖心が生まれ、嫌悪感情が生まれ、敵味方の認識が生まれて争いが生まれる。
そんな感じで精神が未発達なまま科学だけが発達してしまい、温暖化が進み戦争に核が使われ、結局氷河期を引き起こして滅んでしまった。

  • 氷の惑星
    氷の惑星

最初にこの惑星の記憶が出てきたのは、滅んだ後の場面だった。
地上は氷に覆われていた。そこに降り立ち滅んだ文明の事を思い出すと残念でならなかった。文明が滅ぶ前は私も何度かその文明の中で直接関わっていたようだ。
仲間と共にその惑星の人に成りすまして、なんとか社会の方向性を変えられないものかと色々努力もしたが、大きな流れを変える事は出来なかった。

だからこの地球も今は温暖化を問題視されているが、私は急激な氷河期を引き起こしてしまうのではないかと、そっちの方が気になってしまう。2万年ほど前もそうだった。結局氷河期が来て当時の文明は滅んだ。
こういった自然の驚異を防ぐには、地球に浄化を発動させないこと。つまり我々が嫌悪(地震の原因)や孤独(津波や氷河期の原因)、不安(噴火や火災の原因)の感情に囚われないようになることだ。

宇宙の伊勢参り

探査した惑星は他にも色々あったが、全部紹介するのは難しいので一旦省略して、また機会があったら語りたい。最後は宇宙のお伊勢さん参りに行った時の記憶のお話だ。

ある時、上司のような方に勧められて、創造主のお参りに行くことになった。
ちょうど日本人が、人生に一度はお伊勢参りみたいな感じで考えるのと同様に、宇宙人にとっても人生に一度は参っておきたいと考える宇宙の伊勢神宮みたいな場所があった。
それは宇宙の中心にあると言われているのだが、ビッグバンの中心って感じではなくエネルギー的な意味での中心的特定の場所のようだ。

今確認したらオリオン座方面っぽい。ちょうど母船がその付近に行く用事があったのか、なんらかの機会があって中性人の状態でお参りに行ったようだ。

宇宙に浮かぶ長い道を進んでいった。ちょうど伊勢神宮の参道みたいな意味の道なのだろう。やがて神殿のような所に入った。
この辺は記憶があいまいなのだが、何かシンボル的な場所があって、そこで軽く念じただけで創造主と直接アクセスできるような感じだった。

地球では神様と言えば、色んな名前の神さんが沢山いるが、宇宙人にとっては神様と言えば創造主しかいない。
そこで感じるエネルギー的なものは、巨大で完全な愛に満たされる感覚というか、暖かさのようなイメージだ。

  • 宇宙の伊勢参り
    宇宙の伊勢参り

今世では20代から30代ぐらいにかけて、何度か強烈な愛に包まれたような体験があった。
瞑想中の時や幽体離脱した時に体験したのだが、この世の全てのものや人、何もかもが好きで好きで仕方がないと言う感情がワァッと沸いてきた。
例え自分を殺す人でさえ愛しくて仕方がないって思えるほどの感情が出てきて全身がビリビリとして、うれし涙が溢れてくるような体験だった。

当時は知り合いの密教修行者の方に、あなたはクンダリニーが目覚めていそうですねって言われたことがあったのだが、確かに背骨を光が突き昇るような体験も20歳頃に何度かあった。
ただそれは多分修行僧だった前世が何度もあり、いつも20歳ぐらいの頃に色々覚醒していたので、その習慣で今世でも同じ年頃の時に勝手に目覚めたのだと思う。

だからといってそれで生活に何か変化が起きたわけではなく、淡々と受け止めただけではあったのだが。
多分この不死の宇宙人の参拝時の体験もこれに近い感じで、強烈な愛を感じつつも淡々と受け止めたのだろうなと思う。

ところで今回この場所がどこなのか上に確認してオリオン座方面だと分かったのだが、オリオンと言えば以前の「 エジプト 」の記事の中で、ピラミッドがオリオンの三ツ星を指しているという話を思い出した。
もしやと思い上に確認してみると、なんとやはりオリオンの三ツ星は、この宇宙の伊勢神宮の場所を意味しており、創造主の事を指していたようだ。
つまり地球の輪廻から脱したいのなら、創造主にお願いしてねって事のようだ。

正直に言おう。
ちょっとガッカリした(笑)

もっと何か壮大な仕掛けみたいなものがあるのではと思い死後に期待していたのだが。なんかストレートすぎというか、色々期待し過ぎて‥。
でもせっかくなので、地球と縁を切りたいという方は今からでもお願いしておこう。創造主様もう地球の輪廻は飽きてきたので他所で転生させてね!

地球での転生

やがて私達は太陽系近辺に来た。
現在火星と木星の間にはアステロイドベルトと呼ばれる小惑星帯があるのだが、大昔は人が住む惑星だったようで、彗星が衝突したのか何らかの理由で砕け散って小惑星帯となったようだ。
前世をどんどん遡るとその惑星の記憶が出てくる人もいるだろう。
ちなみに火星も昔は人が住んでいて、火星の記憶が出てくる人はお客さんの中にもいた。

私が太陽系に来た頃にはどちらも滅んだ後のようだ。その頃にはすでに太陽系では地球だけに生命がまとめられていたような状況だった。
3万年以上前。それまでは他の惑星同様、地球についても直接降りて成りすまして調査していようだが、より深く理解するために生まれ変わりによる成りすましに切り替えていったようだ。

そして2万年前頃に氷河期が来て、それ以降は一旦文明がリセットされたのもあり、本格的に地球人として活動できるように半物質次元から入って輪廻に入り込むようになった。
この時に不死の宇宙人の肉体は仮死状態で保存された。7000歳を超えていたが見た目は変わらず20代のままだ。

地球に直接干渉していた物理的な宇宙人は当時我々だけだったと思う。反物質の宇宙人も含めると、地球の霊界の住人のように太陽や他の惑星にも宇宙人は存在する。
今は物理的な他の種族の宇宙人も色々来ているようだ。ただ中にはあまり高次とは言い難い宇宙人もいて、人間をさらって研究したりする悪い宇宙人もいる。
かといって不死の宇宙人はそういった悪い宇宙人を直接追い払ったりは出来ない。不死の宇宙人は自分達を滅ぼそうとする宇宙人に対しても抵抗することは無い。そういった事が起こったとしても無抵抗で滅ぼされるだろう。
なぜなら彼らにとっては、物理的肉体よりも魂の次元を保つ方が重要だからだ。抵抗したら悪い宇宙人と縁が深くなって、自分達が悪い宇宙人側に転生してしまうだけだろう。

じゃあ我々地球人は、そんな宇宙人をどうやって見分ければよいのか。彼らを見てワクワクするか、あるいは怖いと感じるかで判断できる。
怖いと脅威だと感じたら、下手に興味を持たずにさっさと逃げて忘れる事だ。ワクワクする感じなら、まぁスマホで撮らせて欲しいとお願いしたら、撮らせてくれるかもしれない。

  • 地球の調査へ
    地球の調査へ

こうして私は地球で輪廻するようになった。分裂や合体を繰り返し馴染んでいった。同じように地球で転生するようになった仲間も沢山いるはずだ。
ただ、生まれ変わりによる関りは魂が傷つきやすく本来の目的を忘れてしまったり、余計な感情に囚われたりで元の宇宙人の次元に戻れなくなるケースも多い。
その大きな原因が感情の囚われであり、人や物に対する執着だ。

お客さんでもたまにおられるのだが、たとえば感情が乏しい事に悩んで、原因を探りに前世を見ると、テレパシーで通じ合える宇宙人だったため、元々感情が必要なかった前世が出てくる。
つまり感情が無いことが本来のその人の魂の性質で、ワザワザ感情を作らなくてもいいのだとすごく納得されて帰られた。

前世宇宙人だった人のあるあるなのだが、こういった方々には感情を豊かにするためのセラピーなんかは逆効果になってしまう。
感情を抑えているのではなく元々無いのだから、無理やり地球人的な原因を探してこじつけても、本人にとっては余計にしんどくなるだけだ。

私も感情が薄い方で何が起こっても淡々としていることが多いタイプだ。
でもそれなりに地球に馴染むようにいくつか感情豊かな魂とも合体しているようなので、そこそこ感情があるっぽく見えていると思う^^;

もちろん感情の抑圧は良くないが、逆に感情に激しく引っ張られ過ぎるのも今度は地球から離れにくくなる。ようは心が必要以上に波立たず、必要以上に特定の物事や他人に囚われ過ぎない状態が理想だ。

一日中同じことを考えたり毎日考えてしまうようなことは、死んだ後で重荷になってしまう。
これは自ら頭の周りにそのイメージの雲で埋め尽くしてしまっている状態で、そのイメージと自分との間でループを起こして余計に忘れられなくなっている。
ちょっとそれらのイメージは墓場惑星めがけて放り投げて、生きている間に早めに頭を切り替える癖を付ける方がイイだろう。

幸い生きている間は、時間と共に変化と接することで、忘れることが出来る。しかし死んだ後は、時間が止まったように変化と接することが難しいので、囚われを手放すのもかなり難しくなる。
何百年も同じ場所を彷徨うような地縛霊の方々は、そういう未練に囚われ身動きが出来ない状態の魂なのだ。普段から何事にも囚われ過ぎず、さっさと忘れて新しい事に意識を向けられる人の方が、そういった低級霊などに憑かれにくくなるだけでなく、自身が死んだ後も早く成仏しやすいと言える。
何だか別方向の怪しい話に繋がってきたのでこの辺にしておこう。

さて次の「輪廻の海」は、この不死の宇宙人の一つ前の前世となる。宇宙人の話には変わりないが、エンジニアの宇宙人の話だ。どうやら別宇宙に移動するための宇宙船のエンジン開発を担当していたようなのだ。
この別宇宙っていうのが今の地球人の感覚ではまたさっぱり分からないのだが、宇宙というのは複数あって、その間を行き来するための宇宙船を開発していたっぽい。
完全にSFの世界だ。とりあえずいつ頃書けるかは、例のごとく期待しないでいただきたい。

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