タグ: 平安初期(9世紀前後)

※初めての方はトリップする前に「れんねメモとは」をご覧ください。

9世紀前後、平安初期の記憶。 私の中では、ひとつ前の戦時中の次に結構出てきやすい印象深い記憶だ。

この平安時代においては、帝さんについて占術師のような何か霊感を使ったアドバイザー的な仕事をしており、その傍ら宮中の人達の相談役として活動していたようで、この時の宮中にいた人達が、やはり無意識に思い出して目に留まるのか、今世ではヒプノセラピーのお客さんとしてよく来てくれている。

私を見て「烏帽子が似合いそう」とか言うお客さんは、もう確実にこの平安時代の時に会っていた人だ(笑)
そんなお客さがんが「ヒプノリンク(※現在のれんね瞑想の共有前世)」の中で、思い出してくれる私の姿は、上下が白と黒の衣装。上下のどっちが白なのか黒なのかとかはわからないが、必ずと言ってイイほど白か黒だと言われる。 私自身は自分では自分の姿と言うのはあんまりよく思い出せない。

しかしそんな中、一人だけ「黄緑の衣装のイメージ」と言う友人がいた。仮にここではCさんとしよう。実は後々わかってきたのだが、このCさんは平安時代の奥さんだった人だ。 だから人前では仕事着の白黒の衣装でしか姿を表さないので、多くの人が白か黒と答えるのに対して、Cさんは私の普段着姿の方をよく知っているため、黄緑と答えてくれた。Cさんもヒプノを受けて以来、結構自然に前世を思い出せるようになったようで、今回一部そのCさんから聞いた記憶も合わせて、あらためてこの平安時代の記憶をまとめなおしてみた。

  • 時代(西暦):800年代に生まれ、800~900年代前後、50~60代で亡くなる
  • 主に住んでいた場所:主に京都
  • 主な職業:その時代の帝さんの下で、霊感的なアドバイザーの様な事をしていた。後半はどこか別の場所で修行の指導の様な事をしていた。

この時代の記憶は、私がヒプノセラーのスクールに通っていた頃、生徒同士で行う練習セッションの中で出てきたのが最初だった。とても興味深い内容だったので、その後も瞑想などを利用して何度か自分で探っていくようになった。
幼少期は、なかなか出て来なかったのだが、お客さんから教えてもらった「農民の出」と言うのがキーワードとなって、ようやくブロックを外す事が出来た。
※以下は、瞑想とヒプノで出てきた幼少期の記憶をまとめたものになる。

母がさらわれ、父が殺される(5歳前後)

農家の家に生まれた。まじめだがちょっと短気な父親と、母親は綺麗で若いイメージ。 父親は畑仕事。母親はよく街に出ていたっぽい。街で働いていたのか?よくはわからない。

  • 目の前で父が殺される
    目の前で父が殺される

街中で母親が男の人達に連れて行かれる場面が出てきた。 盗賊?いや、なんか堂々と連れ去っていくから、これは宮中の武士なのか? おそらくだが、街中で綺麗な女性をさらって宮中で無理やり働かせる様な事があり、それに雇われた盗賊みたいな男たちが、母親を連れ去っていこうとする場面だと思う。

母親は必死で逃げようと抵抗している。 幼い私は何が起こっているのかよくわからずそこに立っている。 事態に気付いた父親が右から走って出て来て母親を取り戻そうとするが、男達が刀か何かで父親を切り殺してしまう。 幼い私は訳が分からず、ただ何か大変な事が起こっているんだと言う事だけは体で感じていて、血まみれで倒れている父親の傍でワンワン泣いている。 そんな場面だ。

この辺りは、最近になってようやく出てきた記憶だが、多分あんまり思い出したくない記憶なのでブロックがかかっていたのろう。この平安時代の記憶は、出世するまでの流れが戦国時代の記憶ととても似ているので、多分、戦国時代の幼少期も何かつらい親との別れの記憶がある感じだけは分かるのだが、まだ見えてこない。戦国時代の幼少期も何か分かってきたらまた追記したい。

企み(10歳前後)

※以下は、ヒプノセラピーを利用して出世するまでの流れを詳しく再確認した。

  • 何か企んでる
    何か企んでる

他の子供たちと一緒に原っぱで枝を振り回して遊んでいる場面。 でも自分は一人なにか考え事をしている。

自分は貧しいボロボロの服を着た子どもの姿。 両親が居なくなってから、誰かのお世話になっていたと思うのだが、よい暮らしではなさそうだ。

心の中を覗くと、無邪気に遊んでる10歳前後の男の子ではあるけど、何か落ち着いてると言うか、頭の中が大人びてるような「何か企んでいる」と言う感じが伝わってくる。周りに合わせて子供の振りをしてるような、そんな変な感覚も伝わってきた。

おそらくこのぐらいの歳になって、自分の両親が何故いなくなったのか、ある程度理解できていたのだと思う。 そしてこの頃から宮中に入り込む事を具体的に企み始めていた。 宮中に行けば母親に会えると思ったのか、それとも宮中に復讐しようとしたのか。 どちらもあるのかもしれない。とにかくこんな所で遊んではいられない、このままではいられない。
そんな苛立ちのようなものも感じられる。

  • 霊感を利用して‥
    霊感を利用して‥

次に出てきたシーンは、何か宮中と繋がりのある炊事場的な所。 自分は10代前半ぐらいか。どーも貧しい自分は、その炊事場で残り物とかを分けて貰っていた感じだ。

お手伝いさんのような人達の中に混じって、食べ物をもらうお礼としてだったのかもしれないが、占いのような霊視のようなことをして大人達を驚かせているシーンだった。

ここで、自分が具体的に何を企んでいるのか何となく分かってきた。 この時どーも自分は自分の霊感を利用して宮中に入り込んで地位を得ようと企んでいる感じだった。 この炊事場にさり気なく入り込んで、自分で噂を広めようとしているのが分かる。 周りに人が集まるようになって、やがて自分の噂が宮中に広まっていったようだ。

この平安時代の流れ、戦国時代や戦時中もそうなのだが、全体的に私の場合どーもいつも、何らかの大きな活躍をしようとする生では、幼い時に両親を亡くすと言うパターンを繰り返している。

誤解される事を承知の上で書くが、私の場合は親がいると、どうしても「親のため」と考えてしまい派手に動き回れないことを深い部分では自覚しているようで、何かを起こす生では早くに親を亡くす運命を自分で選んでいる感じがある。 そう考えると今世は親も元気でいるので、比較的大人しく過ごすつもりでいるのかな‥。

帝さんとの出会い(10代前半)

とにかくこの前世では物事の流れが速い。 この頃には宮中の炊事場の人達と親しくなり、色々と手伝い的な事もするようになっていった。

そんなある日、炊事場の親しい人に呼ばれて、宮中の庭を覗き見た。
そこに帝さんの姿があった。その帝さんを見た時に妙な親しみを感じた。初めて見る人なのに、この人とは遠い昔にも会った事があると感じた。

それはギリシャ時代を指す。ギリシャ時代はまだ詳しく見ていないので分からないが、この帝さんがギリシャ時代、王様のような立場で、私はその時代、哲学者か何か思想に関わる仕事を王様の傍でやっていた。 その前世の記憶を思い出していたのだ。

この時から思い出せるようになったのか、それとももっと以前から前世は思い出せていたのか、その辺は分からない。 ただこの頃の時点では、この帝さんに近付く事が、私の目的となっていた。

  • 帝さんとの出会い‥
    帝さんとの出会い‥

具体的には何をしたのかよく分からないが、何か霊的な力を利用した得意技があり、その噂が宮中に広まっていた。この噂が帝さんにまで届いて、会うチャンスが出来ないものかと考えていた。

それは予想していた通りに動いてくれた。炊事場の責任者みたいな人がやたら興奮している。 帝さんが私の噂を聞いて興味を持ったらしく連れて来るように言われたらしい。

炊事場の人についていって帝さんと会った。ドキドキしてはいたものの、前世で親しかった人なので、絶対に何か感じてくれるだろうと言う自信があった。

帝さんは比較的若いイメージだ。なんだか帝さんより、周りの人達が興味津々で、帝さんをダシにして、私がやる事を見てみたかったっぽい。 しかし私が何をやったのかまでは、具体的には分からない。多分、何かを言い当てるとか、とにかくそんな他愛もない事だとは思うが、みんなビックリしてくれた。 帝さんも興味を持ってくれた。

それ以降も炊事場での手伝いを続けた。 帝さんに会った事で、ちょっと立場的にもそんなにコソコソする必要がなくなって気分的には楽だ。そしてさらに帝さんに近付くためには、どうするかを考えていた。 多分この頃には将来、帝さんの傍にいるビジョンも見えていたのだと思う。

ある時、宮中で何か騒ぎが起こった。 詳しい所までは分からないが、何かいわゆる不吉なサインとして受け取られがちな何かが現れて、宮中が騒ぎになったっぽい。 こういうのが出た場合、そう言った吉凶を占うような立場の人は既にいたと思うのだが、たまたま近くに私が居たのか、好奇心なのか、帝さんが先に私を呼び出してくれた。 私は現場に近寄って、これはどうのこうのと説明して、宮中の人達を安心させている場面だ。

私が戻った後、どうなったのかわからないが、どーもその後、正式な吉凶を占うような人を呼び寄せて見せたところ、私が言ったのと同じことを言っているので、私はさらに信頼されるようになったっぽい。

どーもこれが切っ掛けで、私には炊事場の手伝いの他に、何か仕事をもらえるようになった。 そういう占いとか何か霊的な簡単な仕事だったと思う。 その後どんどん成果を出して出世していき、いつの間にか帝さんの傍に仕えるようになっていったようだ。

出世(10代後半)

帝さんと一番親しかった場面として出てきたのは、以前、夢でも見た場面だ。
※以下は、その昔に見たリアルな前世の夢の内容を改めて書いておく。

  • 帝さんとの出会い‥
    帝さんとの出会い‥

平安時代の初期になると思う。 記憶として出て来るのは、すでに占術師として、帝のような偉い方に雇われていた。 こう書くと陰陽師を連想されるかもしれないが、私がやっていたのは陰陽師でなく古神道のようだ。 自然崇拝的要素が強く、占いと言うより精霊や神々と交信しながらメッセージを伝えていくチャネラーのような立場だったと思う。

その帝のような人(歴史上の誰かかもしれないが、歴史は苦手なので分かりません^^;)とは、今はちょっと疎遠になっているが今世でも会っている人物だ。 一度、夢で見た事があるのだが、宮中を歩きながら私はその帝さんに「私は前世でも貴方とお会いしているのですよ」と言った。その帝さんには「面白い事を言うのだな」と返された。この時の言葉の前世とは、ギリシャ時代を指している。ギリシャ時代でもこの帝さんと会っていた記憶があるのだ。その事を告げていた所からすると私は平安時代の前世でも、すでにいくつかの前世の記憶を持ち越していたっぽい。

この帝さんは今世でも会ってる。漫画家になるために東京に出た頃、よく一緒に遊んだりもしたが、当時はそんな前世の事なんか意識した事はなかった。今にして思えば今世でも彼は当時、政治家を目指していて実際に選挙にも出た。結果はダメではあったが、それ以後、私も漫画の方で忙しくなって、いつの間にか疎遠になってしまった。 もしかするとこのサイトの事、気づいてるんじゃないかと言う気もするのだが、元気にしてるだろうか‥。

平安時代の話に戻る。この頃には帝さんについて政治や色んなことについて、占ったり霊視していたっぽい。その傍ら宮中の人達のことも合間に見てあげたりしていた。

古神道(20代前半)

いつしか自分自身の立場的なものも確実なものとなって気持ちの余裕も出てきた。 私がやっていた流派は神道系になる。神道系と言っても神さんに関わると言うより、自然と関わる事で、そこからエネルギーをもらうような感じが強いと思う。 そういう意味で自然崇拝から始まった本当に古来の神道系だと思う。

これは以前瞑想中に出てきたイメージだが、天津金木と言われる占術道具を使っていたっぽいイメージがある。 天津金木は木で出来た棒状のもので何本かを使って占う。それは単純に過去や未来を占うだけでなく使い方によっては宇宙の真理を垣間見れるような、ちょうど西洋のタロットのみたいな奥の深い占術道具だ。

宮中の数人について来てもらって、山で力のある木を探して、敬意を払う意味なのか何か儀式のような事をして、木を切り倒して持って帰り、その木から削りだして天津金木を作って、ずっと使うようになったようなイメージがある。

またこの頃は、恋愛も人並みにしていたようで、エリアシフト(※現在の心応理講座)のワークでは必ず話している一目惚れの原理の元ネタもこの頃の話だ(笑)

そんな感じで、貧しい暮らしから一気に貴族にまで若くしてのし上がっていったようで、そういう意味では一番成功した前世と言えるのかもしれない。

しかし、この時代の自分の気持ちにフォーカスしてみるのだが、どーも心は妙に寂しい感じが伝わってくる。 地位や名誉も得ているのに心は何か寂しさのようなものを感じる。
何か例えるなら‥自分は違う世界にいて、本当の自分を理解できる人が、この世には居ないと言うような‥そんな妙な孤独感だ。 また帝さんの心を覗いてみると、私に対して頼りにはなるけど得体が知れないような、そんな警戒心も伝わってくる。

結婚(20代前半)

  • 結婚
    結婚

※以下は、Cさんと話し合った中で出てきた記憶を中心にまとめている

ある女性と結婚する事になる。RCさんとする(今世のCさん)。RCさんは帝さんの血縁の誰かのようで、紹介されて結婚に至る。
しかし 実際にはRCさんとはこの時初めて出会ったわけではなく、この10年ほど前に既に出会っていたようだ。

私が帝さんと親しくなってまだ間もない頃に、親戚に変なことを口走る子供がいるから診てほしいと帝さんに頼まれ、様子を見に行ったのがRCさんとの最初の出会いになる。
この時は私も「ああ、この子も見える子なんだな」と理解して本人を安心させるような言葉がけをしただけだったが、後にRCさんは巫女としての修行もするようになったらしい。この辺りは今世のCさんとのヒプノリンク(※現在のれんね瞑想の共有前世)で分かった。

結婚後、やがて娘が生まれる。
そこでは自分は庭先でボール遊び?蹴鞠?で遊んでる娘を見ながらホッとしてる感じだ。 左隣には奥さんがいて3人でくつろいでるシーンだった。

理解してもらえないと言う孤独感は変わらないものの、この奥さんはただ側で見ていてくれると言う、一緒にいてとても安心していられる女性だった。 何か人の暮らしと言うものも悪くはない‥。 そんな気持ちが伝わってくる。

宮中での活動(20~30代前後)

この頃、男の子が生まれる。これは今世のCさんと話していて、どーも娘の他に弟もいたような感じがすると言うことで意見が一致して探ってみたら出てきた‥。
忘れてしまっていてごめんよ(笑)娘は元気な感じで、息子の方は後々政治にも関わってくる立場のためか、まじめに育った感じがする。
この頃は私自身、仕事と言うか自己流の修行に集中していて、正直あんまり子供達には意識を向けてあげられなかったのかもしれない。ちなみのこの2人の子供については、今世では出会っていない。

次に誘導されたシーンでは、自分は一人何か研究に没頭していた。20代後半か、30才前後か‥? 先ほどの奥さんは、自分に対して研究に没頭することを許してくれている感じで、おかげで色んな神秘体験を夢中で体験していたようだ。
その天津金木か何かを使いながらチャンネリングか? 何か高次元の存在と交信しながら宇宙の原理を解き明かすような、とにかく大きなものに対してとても興味を抱いて一人瞑想している感じ。 この時だけ自分は孤独感を感じずに済んでいるような感じが伝わってくる。 同時に奥さんには何かとても感謝している自分が感じられる。

ここで、何人かのお客さんが思い出してくれた当時の私の様子がわかる記憶もまとめてみる。
ただCさんの話では、この辺りのエピソードは必ずしも、このCさんと一緒だった平安時代とは限らないんじゃないかと言う指摘もあって、私も全エピソードが同じ時代だとは確信が持てない。お客さんの中には、場所を聞いたら「奈良」と答える人もいたので、この辺りの時代でも、もしかすると2~3回連続して転生して、似たような仕事を繰り返していた可能性もある。その辺りの事も認識した上で書いておく。

あるお客さんは、この平安時代に陰陽師をやっていたようで、 その時の師匠に私の事を聞かされたらしい。 私は農民の出でいつの間にか宮中に入り込んで出世していった。 帝さんがえらく私をひいきしていて、他の陰陽師達のやっかみがすごかったらしい。
このお客さんの「農民の出」と言うのがキーワードになって、幼少期が気になって探ってみたところ上記のような両親のエピソードが出てきたのだ。

また別のお客さんで、平安時代にも私の所のお客さんだった人がいて、その人の話では私の所に診てもらいに行く時は、いつもマネージャーのような男性がいて、その人にお願いすると部屋に通されるらしい。
部屋では簾のような仕切りで顔は見えないらしく、手元だけ見えたと言う。
お客さんによっては薬草のようなものを処方されていたらしい。 医者でもない感じで、でも人を癒すような仕事の人と言う印象だったと言う事だ。

また、以前の幕末の記憶の中のRAさんとは、この平安時代では宮中の友達だったようで、庭で立ち話をしていた記憶が出てきた。

他にも、ヒプノリンクで私との平安時代の記憶を思い出す人は何人もいて、私が乗った馬の綱を引っ張っていた人や、舞を舞っていた人など、つくづく人の縁って深いんだなぁと思わされる。

臨死体験(20~30代前後)

  • 突然の死?
    突然の死?

昔ヒプノを受けた時、この時に自分は死んだと思っていた。
ただ、死んだにしては違和感が残っていて気になっていたのだが、何気にCさんに聞いてみたら「え?死んでないよ」と当然のように言うので、あらためて確かめてみたところ、一時的な臨死体験だったことが分かってきた。

まず、以下は昔のヒプノを受けた時の記録だ。

自分は部屋の真ん中で、ややうつ伏せになるように横たわっていて、それをすでに霊魂となった自分の意識が見下ろしてるようなビジョンだった。やはり30才前後か?先ほどの研究中の自分とそんなに歳は変わっていない感じだ。

しかしすごく不自然と言うか、何か突然死のような感じだ。 誰かに殺されたのか?でも、苦しんで死んだような感じもない。自殺のような感じもするし。自分で心臓を止めたんじゃないかと言う感じさえする。

もしかすると何らかの神秘体験の中、そのままあの世にいったんじゃないか?と言うくらい不思議な感じがする。
とにかくちょっと死因がわからない突然の不思議な死という感じだ。

この時の様子をCさんに聞いたところ、おおよそ以下のようなことだったらしい。
よほどショックな事だったからか、ヒプノを使わなくても詳しく思い出してくれるので、ちょっと驚いた。

最初、娘が私を見つけて、寝ているものと思ったいたようなのだが、それを聞いた奥さんが異変に気付いて宮中が大騒ぎになった。
私は呼吸をしていなかったと言う。医者みたいな人が薬を口に入れたり、体を温めたりしたが反応がない。 他の人はもう私が死んだと思って泣いている。ただ奥さんは、夜中になって私の顔色が戻ってきているような気がして、ずっと付いていてくれた。

翌朝になって奥さんが、私が息をしていることに気付いた。 その後、何時間か経ってようやく私の目が開いた。
私はただボーとしていて、まともに返答できない様子だったらしい。 娘を世話役に任せて、お医者さんもしばらく様子を見るしかないとのことだった。

ようやく話せるようになってきたのだが、私は繰り返し「すごかった、とにかくすごかった」と繰り返し、でも何がすごかったのか説明できない様子で、例えるなら宇宙と一つになったような意味合いの事を繰り返し興奮して言っていたらしい。

これは一体何があったのか。もちろん今世の自分にも全く分からないのだが、ただこの心臓が止まってしまう体験や、別次元に入り込んでしまう体験は今世でも触り程度にあったので、おそらくその辺の体験とも関係があるのかもとは思う。この辺の体験は戦時中の前世の記事やエリアシフト(※現在の心応理講座)の最終回でも書いているので省略する。

私自身もあらためてヒプノで確かめてみようと、この時の記憶の場面にも何度か入ろうとしたが、心臓が止まって意識がすごい勢いで広がって行くような感じだけは少し伝わってきたが、それ以降は意識が付いていけない感じで分からなかった。
とにかくこの体験が非常に衝撃的だったようで、それ以後の私の活動の方向性も大きく変わっていったようだ。

修行(40~50代前後)

  • 山での修行
    山での修行

※以下は瞑想で探った、臨死体験以降の記憶になる。

臨死体験以降、私はどうしてももう一度あの体験に挑戦したくてうずうずしていた。
あんまり時間は経っていないと思うが、この頃には家を出てどこかの山で本格的に修行を始めていたようだ。同時にその感覚を他の人にも伝えたいと思っていたのか、何人かの弟子もいたっぽい。
みんな白い衣装を着て修行している。この修行者の中に「霊能者」の記事で書いてるNさん親子のお母さんの方がいる感覚がある。

この辺りの場面は、ちょうど週刊マガジンの方に掲載された読切版の漫画「ゆらとふるへ」の 由良とお爺ちゃんの修行の場面が重なる。 多分あのシーンは無意識に、この前世の記憶を思い出して描いていたんだと思う。またいつかこの読切版は機会があればこのサイトでもWEB漫画として公開したい。

奥さんが亡くなる(50代前後)

しばらく家には帰っておらず、使いの者から奥さんが亡くなったことを聞かされる。
それでも修行優先でしばらくは帰らず、何日か経ってから家に帰る。 娘には「何ですぐに帰ってこなかったの」と怒られるが、自分の死でみんなの修行が中断することは、奥さん自身も望んでいないと言う確信もあった。
元々こう言う情に薄い人間だし冷たいようだが、その辺はよく理解してくれている奥さんだったので、後悔はなかったようだ。

修行場で亡くなる(60代前後)

山奥の修行場所にて弟子たちに見守られながら亡くなる。
あの臨死体験以降、再びあの体験があったのかどうかは分からないが、おそらく自分の輪廻の中でもかなり重要な大きな体験だったとは思う。 それだけインパクトが強かっただけに、臨死体験以降は、家族の事や宮中の人達の事など、印象が薄くてあんまり良く思い出せない感じがある。 でもこの体験に至れたのは、やはり奥さんや家族がいたからだし、ある意味幼い時の両親との別れがあってこそ成り立った体験だったとは思う。 その運命に感謝しながら亡くなる、そんな最後だったようだ。

体験後の検証

以上が、現時点で分かっている平安時代の記憶になる。
以前に比べて大分詳しく分かってはきたが、やはり仮死状態の部分は今世では分からないままになりそうだ。
ただ、この神秘体験については、後の生にも影響が色々あったようで、多分チベットで修行していた前世も、この体験が関係しているはず。

あと、この結婚後に家を出て修行を始めるというパターンも何度か繰り返しているようだ。
この平安時代では修行中に奥さんが亡くなっているが、逆に別の前世では修行を終え何十年振りかに帰ってきたら奥さんが待ってくれていた前世もある。また早くに奥さんが亡くなって、その後一人修行を始め色々と神秘体験を繰り返す前世もあった。特に結婚せず修行に熱中する前世ももちろん沢山ある。
細々とした記憶なので、この輪廻の海では省略させてもらってはいる。

ちなみにどれもみな違う奥さんではある。なんて書くと何だか気が多そうに思われるかもしれないが(笑)普通はこう言うものだ。
同じ人と毎生一緒になることを想像する人も多いが、むしろ数えきれないほどの転生を繰り返す中で毎生同じ人と一緒になる方が難しい。

ヒプノでパートナーが前世の恋人として出てきやすいのは、単にその人に意識が向いてる状態でヒプノを受けると、その人と一緒だった前世が優先的に出てきやすいからなだけだ。あるいは前世で深く傷つけられたような相手ほど惹きつけられやすいし、ヒプノを受けても最初のうちは、その傷つけられた相手ほど無理やり美化されたような形での記憶が出てきやすい。
沢山前世を思い出すようになると、わりと客観的に見れるようになるので、感情に振り回されることも少なくなるが、まぁ色んな意味で人や物事に対する興味も薄れるので、本当に前世を思い出すことがイイのかどうかは、それを良しと捉えられるかどうかにもよる。

ただ、やはり前世で縁の深い相手とは、今世でも家族や友人と言った何らかの形で長く縁が続くものではある。
「ああ、この人のこの屈折した性格は前世から全然変わってないんやなー」とか、前世で夫婦だったけど今世では男性に転生している友人を見て「‥‥‥」と複雑な心境になる自分をコッソリ一人楽しむのもまた前世を思い出す醍醐味とも言える(笑)

ちょっと話が逸れてきたので、平安の前世の話に戻そう。
平安京の中央を通る道は朱雀大路と呼ばれる道なのだが、これは現在の京都の千本通り辺りになる。いつもこの通りを歩く度に南北方向に大きなエネルギが流れているなーと感じさせられる。
何のエネルギーかまでは私には見えないから分からないが、よくよく考えるとこの千本通り沿い近辺にある神社関係は龍神さんのいる所が多く、おそらくこの千本通りも龍神さん絡みのエネルギーの通り道になっているのかなとは思っている。
ただ車の通る道は三条から四条にかけて斜めになってしまっているので、これがまたいつから何故こうなったのか妙で、この辺も歴史を調べると何か怪しい理由が出てくるのかも‥。

意図したつもりはないのだが、今の私の事務所もこの千本通り沿いにあり、また漫画家をやっていた時の事務所も、ここより大分南になるが千本通り沿いだった。まぁ漫画家の頃の自分はうまく運気に乗りきれず長続きしなかったが、今はお陰様でイイ感じでエネルギー的にも安定している感じがある。
おそらく平安京も当時このエネルギーの流れを理解した人が、この道を中心に平安京を設計したんだろうなとは思う。
もしかすると自分も今の事務所近辺に平安時代住んでいたのかなって思うと、ちょっと不思議だ。

そんな怪しい平安時代の生、次回はさらに過去へと戻るのだが、以前「あまうず」さんに何気に遣唐使か何かやってない?と聞かれ、ちょっと引っかかっていて、最近になってあらためてこの平安時代以前を細かく自分で探ってみたのだが、遣唐使が出てくるのかと思いきや、意外にもまた違う意味で面白そうな前世が出てきた。
どーも奈良の大仏の設計かデザインに自分が関わっていたらしい前世だ。でもじゃあ遣唐使はまた別の前世なのか?この辺りはまだよく分からない。
この前世は今も合間を見ては自分で探っている最中なので、大よそまとまってきたら、次回書こうと思う。
いつになるかは‥‥お約束だ!

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