ヒプノでは、私自身こだわりが強くそれを人…

ヒプノでは、私自身こだわりが強くそれを人に押し付けてしまうことが多く、対人面で苦労していること、そのことと家族関係、特に母親とほかの家族のかかわり方がむずかしく悩んでいることを話しました。
それで、現世での母親の気質と私の気質が似ている部分があるといわれ、インナーチャイルドセッションすることになりました。

はじめステーションと呼ばれる場所に行くのですが、そこでは私は白いワンピースを着た少女で金髪でした。そこは深い森のなかの湖のほとりで、花が咲き乱れている場所でした。
そこから、インナーチャイルドの家へ向かいます。イメージでは黒い木の家でした。

家へあがるとインナーチャイルドがいません。探すと押入れの中に黒いもやがうずくまっていました。声をかけると姿が鮮明になり、おかっぱの白シャツに赤いスカートをはいた5歳の少女の姿になりました。
女の子はなぜ泣いているのか聞かれると母親から怒られたようで、もっとかまってほしいという気持ちがあったようです。
自分でも悲しい気持ちがわいてきて涙がぽろぽろ出てきました。
私が泣いた理由もその寂しかった、という小さいころの押し殺していた感情を実感したので泣いたんだ、と思いました。
女の子が一緒に遊んでほしいというので、外でいっぱい遊んであげました。少女は満たされた笑顔をしています。

そこで、問題の起こった場面へ移動するように言われると中学校の自分のイメージが出てきました。
中学校ではみんなからうけいれられていない、自信がない、というマイナスのイメージが伝わってきました。

なかなかイメージがわいてこず、さらに問題に迫るように場所を移動すると、私は男になっていました。
男で森にいます。木を切っているようで、きこりでした。

富嶋さんがいうにはインナーチャイルドから前世へ移動する人は初めてだそうです。
年齢は27、年代は1192年、場所はスウェーデン聞かれるとすらすら出てくるのが不思議でした。

問題の場所へ行くとそこは家で父親の暴力に家族が悩まされていました。
私は父と対面し、会話します。そこで私は「家族の言い分を聞いてほしい、もっと愛してほしい」と伝えました。
はじめしかめっ面をしていた父は顔がやさしくなり、泣いていました。
それで父が反省してざんげしていることに気づき、和解することができました。

私はこの父の影響で前世では独身だったようです。
死ぬ年齢は78歳、老衰でした。

しかも、自分の人生を振り返ったときに、つらい人生だったというイメージがつよく、そのイメージのときに退行してみると、私は胎児で母親の腹の中にいました。
父親の暴力はそこから続いており、「こんな家にうまれたくないなぁ」と思っていました。
そのときの黒いもやの感情とインナーチャイルドの黒いもやが合致しました。

最後に、インナーチャイルドに会いに行き、メッセージをもらいます。
私はもっと甘えていいんだよ、愛してほしいっていっていいんだよといわれました。
そして光の玉をもらって別れを告げ、もどってきます。

このセッションを通して、こだわりが強く、それを他人に押し付けてしまう部分は、自分がもっとかまってほしいという記憶がもとになって
自分に関心をむけてもらうための手段だったことに気づきました。

母とのかかわりについても、やっぱりな~という気持ちがあり、原因がわかったので、これからどうしていったらいいか、よく考えたいと思いました。

明日から前向きにやってみたいと思います。
ありがとうございました。